
こんにちは。育休中2児の母るまむです。
るまむ家では現在3歳半の子どもの教育資金を貯めるため、2019年3月からウェルスナビで運用をしていました。
2021年12月で積立はストップしていますが、3年間の運用実績を公開していきます。
ウェルスナビを3年間続けた結果
丸3年経ったウェルスナビ口座の2022年4月現在での評価額はこちら。

投資元本91万円に対し、評価額1,247,998円となりました。
コロナショック時も積み立てていたこともあり、株式相場の戻りと共に大きくプラスになっています。
ちなみにるまむがウェルスナビを始めた頃は、まだ“おまかせNISA”がリリースされていなかった為、NISAでの運用はしていません。
ウェルスナビの手数料は高い?3年間でいくらになったのか
手数料が高いと噂のウェルスナビですが、3年間の積み立てでいくらになったのでしょうか?

手数料総額は22,785円となっています。
基本の手数料は預かり資産の年率1%(税込1.1%)です。月1回、日割りした前月分の手数料が自動的に引かれます。
るまむの場合は積み立て途中から手数料の長期割が適用されたので若干(現在ー0.03%)安くはなっています。
3年間を通して見ていけば、一応分配金総額でペイできる金額にはなっています。
ただ毎月の分配金の金額にはばらつきがあり、分配金の少ない月でも手数料は安くはなりません。
毎月の取引状況をチェックしていると手数料負けしている月も多くあります。
例えば、
管理人るまむの場合は1ヶ月で1,000円程度の手数料が引かれています。
しかし分配金の少なかった2月は63円しか分配金が入金されていませんでした。
逆に分配金の多かった12月は1ヶ月間で6,201円の分配金が入金されていました。
このように分配金の多い月と少ない月の差が激しいです。開始月によっては分配金も少なく、開始直後は手数料負けの状態が続いてしまう…なんて可能性もありますね。
リスク許容度5の資産の内訳は?
リスク許容度を1〜5まで選択できるウェルスナビで、リスク許容度5は最もリスクが高いとされるポートフォリオになっています。

ウェルスナビが公表している通り、リスク許容度5は株式の割合が高く、債権の割合が低いポートフォリオとなっています。
るまむ個人的にあまり手を出せていない債権・金・不動産といった資産にも資金配分できています。
このように1つで幅広い資産を保有できるのは、ウェルスナビならではのメリットと言えそうです。
3年間の資金追加タイミングを振り返る
あくまで育児のかたわら、教育資金の積み立てとしてほったらかしで資産運用をしていたので、株式相場の下落時に追加〜なんてことは行っていません。
ウェルスナビの長期割は、最低投資額10万円の本家ウェルスナビにしか適用されないので、10万円でのスタートになっています。
また、キャンペーンに合わせてスタート直後は入金額を増やしています。
最低投資額となっていた10万円でウェルスナビをスタート
ウェルスナビが入金キャンペーンを行っていたのでそれに合わせて15万円を6ヶ月で追加入金
児童手当1万5千円+5千円を家計から捻出し、毎月2万円を‘‘複数回定額”の積み立てコースで積み立て開始(毎月12日・26日)
育休中も無理なく積み立てるため毎月2万円の設定にしました。
積み立て当時は子どもが1人だったので、児童手当1万5千円の全額に5千円を足す計算です。
ちなみにるまむ家ではそれ以外の貯金はしていません。
積み立て解除後のウェルスナビはどうなっている?
普通の投資信託であれば積み立て終了後は、売却まで同じ商品を持ち続けているだけです。
しかしウェルスナビの場合はこのように↓

追加入金をしていなくても口座内の資金で勝手に購入や売却をしてくれています。
この時期は株価が下落していたので、
株価の下落
↓
口座資産の株式の割り合いが低くなる
↓
リスク5のポートフォリオが崩れる
↓
リバランスで株式を買ってポートフォリオを戻す
となったのだと考えられます。
よくできていますよね〜。
結果的に〇〇ショックなどで株価が下落した時に、追加で株式を購入できることになるのでしょうから。
ちなみに手数料は積み立て中止後も毎月きっちり引かれております。
しかし出金をしない限り手数料の長期割を続けてくれるので、これからも少ーしずつは安くなっていくようです。
3年間続けてみてウェルスナビはおすすめできるのか?
・何をしていいのか分からない投資初心者
・数年間は資金の使用予定がなく、長期投資できる人
・調べる時間はないけれど、とりあえず何か投資をやってみたい人
正直、万人におすすめできる投資という訳ではありません。投資に慣れてくると段々と手数料の高さも気になってきます。
しかし、何に投資していいのかわからない投資初心者のはじめの一歩としては、リスク許容度を選択するだけのウェルスナビはとてもおすすめできます。
また、ウェルスナビは積み立てを中止していてもリバランスとして口座資金内で勝手に資産の購入・売却を行ってくれます。
忙しい子育て世代にとってはありがたい仕組みですね。