30代共働き夫婦、育休中でも別財布&別資産です。家計管理方法をブログで公開

こんにちは。2児のワーママで現在育休中のるまむです。


るまむ家では同棲中から2人育休中の現在まで夫婦別財布・別資産を貫いてきました。
そしてこれからもこのやり方を変えるつもりはありません。
何度も金銭面でぶつかってきた子育て夫婦が、最終的にとった方法を詳しく解説していきます!

目次

共働き別財布のやり方は?図で詳しく解説!

お金も家事も完全折半!産休前の完全共働き時代

まずはるまむ家で同棲時代〜2人目出産前まで取り入れていた方法をご紹介。

お互いの給料が入ったら、①から③の順番に振り分けていきます。

食費や光熱費など、家庭の支出を月末締めで計算して請求

毎月大体の金額はわかってくるので金額を固定してもいいのですが、妊娠・出産を挟むと、数ヶ月で金額が大きく変化することもあります。面倒ですが毎月計算・請求していました。

大きな資金だけは事前に見積もり毎月徴収

教育資金や住宅取得資金など、これから必要になることが確定している大きな資金だけは事前に見積もり、毎月お互いから徴収します。
るまむ家は中古戸建てを購入済みなので、お互いに負担すべき大きな費用は教育資金だけを設定しました。

残りは個人の資産に

①、②の費用を支払えば残りはお互いの個人資産です。
ここからどれだけ使うか、どのように運用するかは全て個人責任です。


ちなみに全ての費用を完全に折半している以上、家事・育児も完全折半です!

るまむは1人目育休中もこの方法を続けました。
しかし、徐々に徐々〜に不満が…。理由は単純。
産後、妻るまむ側の家事・育児という労働の負担が圧倒的に増えることです!それなのに家計費は完全折半!…夫不要論まで考え出す日々です。

それなら家計費折半なんてしないで、お財布を一緒にしたらどうなの?と思われるでしょうが、るまむ家にはそれに踏み切れない理由があったのです。

そもそもなぜ夫婦別財布を選んだのか?

一言でいえば、夫婦でお金の使い方・増やし方が違っていたからです。

育ちが違えば夫婦でも違って当たり前?お金の使い方、増やし方

そもそもるまむ家では

妻るまむ→母子家庭の貧乏育ち
夫→親が医者でお金の心配などしたことなし

と、よく結婚できたなというレベルで夫婦の育ちに大きな違いがありました。

こうなってくると人生レベルで使うお金の金額も変わってきます。
実家に帰って親の分までランチ代を払い、未だに奨学金を返しているるまむ。今まで借金などしたこともなく、家も車も親に買ってもらった夫。
るまむも恩恵を受けてはいますが(家とか出産のお祝いとか)それ以外の出費でもかなり差がついています。

そしてお金の貯め方・増やし方にも大きな違いがありました。
ポイ活や節約も駆使して、積極的な投資でお金を増やしたいるまむ。ネットバンクすら持っておらず、大手銀行に預けっぱなしの夫。
多かれ少なかれリスクを伴う投資に、夫の理解を得て夫婦のお金を使うことは難しかったのです。

夫婦の実家格差と親の老後問題

さらにるまむの今後の人生で、大きなリスクとなるのは母親の老後問題。
60代の今でもフルタイムパートで働く母は、父とは離婚し現在は妹と共に暮らしています。母には国民年金未納の期間もあり、経済的に一人で暮らすとこは困難。今後何らかの援助は必須です。

結婚当初は夫婦でお金を合わせようともしましたが、落とし所が全く見つかリませんでした…。
そもそもこれだけ夫婦の実家に格差があると、親への経済的な支援が必要なるまむと、親からの遺産が期待できる夫とで、夫婦の将来の個人資産は大きく差ができます。

もしも夫婦同一資産・同一財布にしていたら、夫は快くるまむ母への援助ができるのでしょうか?
例え必要最低限の援助はしてくれたとしても、たまの旅行やレジャー、母親を連れての娯楽に対しても何も思わずにいられるでしょうか?

それに、夫婦の資産を夫に合わせて預貯金だけで増やそうとした場合、るまむの場合は一生正社員フルタイムで働き続けても自分たちの老後資金が足りない…なんてことになりかねません。
自分の子ども達がるまむと同じように親への援助に頭を抱える、なんてことにしたくはありません。

そして結局…

るまむ

やっぱり夫婦別財布・別資産でやっていこう!

と、るまむの中では結論が出ました。

そこで、1人目産後から発生した不満を爆発する前に解決せねば!と次のように改善してみたのです↓

ライフスタイル変化による分担比率変更。考え方を変えてみた

そもそも、妊娠〜出産までは完全に女性側に圧倒的な負担がかかるんです。
それは生物学上変えられない事実だし、どうすることもできません。
女性としてかかる多大な負担、さらに家計費まで折半なんてるまむには耐えられませんでした。

2人目出産から変えた家庭費の分担方法

先程の図と変わった点は①生活資金と②教育資金の分担比率が夫:妻で8:2となったことです。
しかし変わったのは家計費の分担比率だけではありません。育児・家事の分担比率も夫:妻で2:8と変化しました。

この比率は育児・家事負担+家計費負担負担=10になるよう、夫に選んでもらって決めたものです。
妻に偏った“育児・家事負担という労働支出”を、夫には“家計費負担という金銭的支出”で補ってもらおう!ということです。

夫がどちらの支出を軸にこの比率を決めたのかは分かりませんが…育休中で家にいる妻との育児・家事比率が8:2というのはるまむ家では妥当だと感じます。

労働支出と金銭的支出を8:2に分けた夫婦の実例

るまむ家の基本スペックをご紹介

るまむ家の基本スペック

・るまむ→30代。夜勤専従看護師。年収500万円弱。母子家庭出身。
・るまむ夫→30代。サービス業。年収400万円弱。実家は裕福。
・0、3歳の子ども2人+犬1匹の4人と1匹家族。
・家は中古戸建てを購入済み。ローンなし。双方の両親から離れた田舎に移住中。
・普通車2台保有(個人資産として管理)

3歳の子どもは現在保育園に通っています。0歳の子どもは育休中の妻が自宅で見ています。

2022年3月の家計費とその分担

るまむ家で家計費として管理しているのは以下の項目です。
・妊娠・出産時は健診代や出産費用、大型家電を買うお金や家族旅行のお金も発生時に追加します。
・車の購入・維持費用、奨学金の返済や保険料は個人の出費として個人資産から出しています。

項目金額
食費(外食費含む)32,677円
雑費(子ども費含む)9,663円
光熱費24,918円
保育料
(朝の延長保育代含む)
60,000円
教育費貯蓄25,000円
合計152,258円

妻るまむ:夫=2:8=30452円:121806円
がそれぞれ負担する今月の金額です。

るまむ家の毎月の支出としては平均的な金額です。来月からは保育無償化の対象になるので保育料は変動しますが,その他の項目は育休中の大きな増減はなさそうです。

完全折半の場合は76,129円の出費だったと考えると大分負担は軽減されています。

家事・育児分担が5:5から8:2になって変化したこと

細かい家事の他に
・家計や書類,手続きの管理→るまむ
・家の修理やDIY→夫
と,それぞれの得意を生かした分担ができています。

また近くにスーパーがないため,食材のまとめ買いは月に2回ほど家族みんなでお出かけがてら行ってます。

○こちらは完全折半5:5時代の家事・育児の分担↓

家事・育児分担
ご飯作り
食器洗い
保育園の準備・送迎
子どものお風呂,寝かしつけ
洗濯夫・妻
掃除
日・祝日の育児
子ども体調不良時の対応
日々の買い出し
犬の散歩夫・妻
ゴミ出し

妻のるまむは普段夜勤専従看護師として働いており,月に9日は夜勤で夜家にいません。そのためその間は夫が家事・育児の全てを担っています。

また夫婦共に日・祝日に休みのない仕事ですが,るまむの方が休日が多いためシフトを調整してもらって,保育園の日・祝日休みに対応しています。逆にるまむは夜勤で突発的な休みを取ることができないので,子どもの急な休みには夫が対応しています。

○8:2にした第2子出産後の分担↓

家事・育児分担
ご飯作り
食器洗い
保育園の送り
保育園のお迎え・準備
子どもお風呂夫・妻
子ども寝かしつけ
洗濯
掃除夫・妻
日・祝日の育児
子ども体調不良時の対応
日々の買い出し夫・妻
犬の散歩夫・妻
ゴミ出し

これで8:2なのか?と聞かれると正直微妙なところもありますが…。
洗濯や毎日の食事作りなど,明確には役割分担をしていない家事も,家にいる時間が長いるまむが必然的にやっています。
夫としては洗濯なんて溜まっていれば自分でするし,帰宅後でいいならご飯も自分が作るよって考えのようです。

ご飯作りや掃除は夫婦間で手の掛け方が違います。夫の家事・育児の分担2割分は,そういった手の掛け方が変わる所ではなく,保育園の送りや食器洗いなどどちらがやっても変わりのない所で設定しました。

共働き夫婦の別財布・別資産〜メリットとデメリットは?〜

・お金の使い方が違う夫婦でも円満に家計管理できる
・自分の好きなように資産を貯蓄,運用していける
・家計費折半家庭でも家事・育児労働が報われる

お互いに収入のある共働きだからこそ,お金の使い方や貯め方にも夫婦間で違ってくる点があるのではないでしょうか?
夫婦でも個人資産を多く持つことによって自分の裁量で決められることが増え,収入を保つモチベーションにも繋がっていきます。

・全てが自己責任となり,夫婦間の資産に大きな差ができる可能性がある
・急な支出に対応しにくい
・どちらかが働けなくなった場合に見直しが必要

急な家庭出費には,個人資産がある程度ないと対応することが難しくなります。
パートナーが無計画な支出を繰り返すタイプの場合は,予備費として毎月の家計費徴収を増やしたり,そもそも財布を合わせてしまうなどの対策が必要になってきます。

また,何らかの事情でどちらかが働けなくなってしまった場合は家計管理方法を見直すことが必須になります。

夫婦別財布は離婚しやすい!にどう抗うのか?

抗わなくても,これは褒められているのかもしれません。

そもそもこれって,別財布でやっていける=お互いある程度経済的に自立している
ということも関係しているのだと思います。経済的に自立できているから,夫婦間で嫌なことがあったらすぐに離婚する,と。

それってある意味自由に選択できているんだとは思いませんか?

逆に経済的に自立できていなかったら,“離婚”という選択をする自由すらないのだと。
“夫婦別財布だから離婚した”,のではなくて“別財布だったから離婚できた”,だと思います。

離婚を選べるほど経済的に自立できていたんだね,と褒められているんです。ポジティブに捉えてみましょう。

↓ここから自分語り

今のところるまむは“離婚”を考えてはいません。
しかしるまむの目標は『自分の気に入った場所に住む』ことです。夫は自分の趣味のため好きな場所に家を買いました。同じように将来はるまむも好きな場所を見つけて暮らしたいです。そこで旦那や子どもが一緒でも別でも,どちらでも構いません。離婚はせずとも,家族みんなが好きな場所で好きに暮らす。それが将来の理想です。

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