初めまして。30代姉妹のるまむ&ぐりです。
私たちは宗教2世として、家庭内別居で30年間ほぼシングルマザー状態だった母に、宗教の信仰の傍らで育てられてきました。
現在も存続している教団のため、教団名は伏せさせて頂きますが(統○教会ではありません)嘘偽りなく、姉妹の過去の思い出として記していきたいと思います。
子育ての孤独から宗教に走った母に育てられ今年で30年。ようやく過去の事を姉妹で振り返ることができるようになりました。
父とのコミニケーションがうまくいっていなかった母は、一般的な家庭を持つことはできませんでした。妹ぐりの誕生後、父と母は家庭内別居、さらに同居人以下の存在となっていきます。
そして母は、孤独な子育ての寂しさから逃れるため、のめり込むように宗教にはまっていきました。
物心ついた時から私たちの生活は宗教メイン。母の生活は子育て中心ではなく、宗教を信仰する傍らで子育てをしていた感じでした。
そんな母とは良い思い出もありますが、私たちの幼い頃の記憶の大半は寂しさや貧しさに苦しんだことです。
30年たった今でも教団の教えや母の存在、暗い記憶に囚われていることを、日常生活のふとした瞬間に感じることも多いです。
姉妹の間でも昔のことを話すのは躊躇していましたが、最近少しずつ思い出として共有することができるようになりました。
私たち姉妹が乗り越えた30年間を、自分たちの心の整理をつけるためにも少しずつブログに記していきたいと思います。
*子どもの頃の記憶を頼りに書いています。事実とは異なることもあるかもしれませんが、私たちが受け止めた通りに書いていきたいと思います。
今の私たちの自己紹介をチラッと
姉・るまむ
大学卒業後に家を出て、現在他県に暮らしている。母が入信した頃の自分達と同じ年頃の子供たちを子育て中。
妹・ぐり
自身が買ったマンションで母と同居中。結婚を考えている彼氏がいる。