ジュニアNISA×レバナス積み立てで2年間駆け込み投資!教育資金を投資で貯める。

こんにちは。子ども2人のジュニアNISA枠で積みレバを始めたママ、るまむです。

るまむ家では教育資金の準備のための貯蓄を2022年〜2023年の2年間、ジュニアNISAでレバナス(レバレッジNASDAQ100)を購入していくことにしました。
80万円×2年×2人分=320万円を投資していく予定です。

目次

NASDAQ100の特徴は?それにレバレッジをかけるとどうなるの?

NASDAQ100とは?

ハイテク銘柄やベンチャー企業が集まるNASDAQ市場。そのNASDAQ市場に上場する金融銘柄以外で、時価総額の大きい100社を集めた株価指数。ほとんどアメリカ企業だがそれ以外の国の企業もある。
毎年12月に企業が入れ替わり、常に新しいものに生まれ変わっている。
設定を開始した1985年年末の価格から、2021年年末の価格は120倍以上になっている優れたコストパフォーマンスを誇る。

NASDAQ100に選ばれるのは業績の良かった企業ではなく、時価総額の大きい企業です。流石に破産手続きに入った企業は外されますが、赤字企業の採用もあり得ます。
しかし、一時的に赤字になって、その後伸びていくベンチャー企業の採用もあり得るので成長率の高い企業への投資も可能となります。
NASDAQ100に多く取り入れられている、IT銘柄自体の業績のアップダウンも激しいことからNSDAQ100の値動きも激しめです。

アップダウンも激しいけれど、チャートは右肩上がり。設定以来36年で120倍以上というハイパフォーマンス!

レバレッジNASDAQ100は、そのNASDAQ100株価指数のおおよそ2倍の値動きになるように設定された投資信託です。

レバレッジNASDAQ100の特徴

右肩上がり相場であれば複利効果でレバレッジ以上のリターン
下落相場だとレバレッジがない場合よりも下落幅が大きく値を戻すのに時間がかかる
横ばい相場にも弱く、価格が押し下げられる

レバレッジをかけると上昇局面では2倍以上となります。
大和アセットのiFreeレバナスを設定時の2019年10月に一括購入していると、高値であった2年後の2021年12月には4倍以上の値をつけています。
価格が下がった2022年4月の時点では3倍程度になっていますが、わずか2年程度でこの値動きです。
レバレッジなしのNASDAQ100を購入していた場合は2倍程の上昇なので、夢を見る価値は十分にあるかと思います。

レバレッジをかけている以上、下落相場の場合の価格の下がり方が大きいのは想像がつきやすいかと思いますが、こちらもレバレッジ以上の値下がりとなります。さらに価格を戻すまでの年数もレバレッジなし以上にかかります。
また、価格が横ばい相場でも、レバレッジなしの場合よりも価格が押し下げられ、投資成績が悪くなるなどリスクも高くなります。

教育資金としてのレバナス×ジュニアNISA購入時のルール

レバナス購入時のルール

  1. ①楽天レバナス、iFreeレバナス同額を買い付けていく
  2. ②一度に買わずに1人1万円/日を上限に分散投資
  3. ③ジュニアNISAの枠を2人分使い終わったら終了
  4. おまけの④買い付け余力資金はSBI証券の未成年口座でIPOポイント集め

ルール①楽天レバナス、iFreeレバナス同額を買い付けていく
現在レバナスいうと大和アセットからでている“iFreeレバレッジNSDAQ100”と、楽天からでている“楽天レバレッジNSDAQ100”の2種類あります。
管理費用としては0.77%の楽天が魅力的です(iFreeレバナスは0.99%)が、両方比較をしてみたかったので同額買い付けていくこととしました。
楽天レバナスは2022年1月時点で楽天証券でしか取り扱っていなかったので、るまむ家のジュニアNISA口座は楽天証券一択となりました。

ルール②一度に買わずに1人1万円/日を上限に分散投資
リスク分散の観点から毎年一括で160万円購入はしません。
本当は自動で毎日定額積み立てをやりたかったのですが、楽天証券ではジュニアNISA口座の投資信託毎日積み立てができません。
毎月定額積み立てでも良かったのですが、資金繰りの関係もあり、手動でスポット購入していくことにしました。

ルール③ジュニアNISAの枠を2人分使い終わったら終了
あくまで教育資金のポートフォリオの一部としての投資なので、ジュニアNISA枠を超えて全力投資はしません。

ルール④買い付け余力資金はSBI証券の未成年口座でIPOポイント集め(おまけ)

分散投資の間に余っている資金はSBI証券でIPOに応募し、チャレンジポイントを集めていこうと思います。同じ楽天証券でIPOに応募してもいいのですがら、こちらは抽選までの手順が多いことと、外れてもSBI証券のチャレンジポイントのようなメリットがないので辞めておきました。資金移動の手間はありますが、将来貯めたIPOポイントで子どもと一緒に株式投資も楽しみたいです。

楽天レバナスVSiFreeレバナス〜ちょっとだけ比較してみました

3/1〜4/21現在までの楽天レバナス、iFreeレバナスの月毎の利益率を出してみました。(買い付け口数から3/31、4/21の基準価額でその月の利益金額を計算し、利益率を出しています。)

投資期間利益率
(楽天)
利益率
(iFree)
3/1〜3/3122.44%22.11%
4/1〜4/21−1.63%−1.53%

比べてみても2ヶ月程度ではパフォーマンス的にはほとんど変わりません。
3月は月末に向けて基準価額が上がっていったため、利益率はプラスになっています。
4月に入り再び基準価額が下がっているので、利益率はマイナスになっています。

管理費用0.22%の違いがこれからどう影響していくのかも見ものです。特に楽天レバナスは2021年11月に登場したばかり。これからのパフォーマンスにも期待ですね!

レバナス下落のリスクから保有時のルールを考えていく

近頃よく見るレバナスの批判の記事は、今現在のNSDAQ100の価格が高すぎる、というもの。そこでもしも、現在のNSDAQ100の価格が高値掴みすぎるとしたら…を過去のチャートから考えてみました。

過去のチャートからNASDAQ100のリスクを考える

これは長期で見たNSDAQ100チャートです。赤丸の付いている箇所が大きな山となり、その後下落しているのがわかります。

少しチャートの見方を変えてみました。
この赤丸部分は2000年のITバブル頃につけた高値のようです。

高値といっても2022年から見れば1/4程度の金額ですが、一時的に山のように高値をつけた後、その後急激に値を下げていっていることがわかります。
チャートを見ると、この時のNASDAQ100はその後のリーマンショックの影響もあり、値を戻すのに15年程度かかっています。

もしも現在のNASDAQ100の高値が、この時と同じような一時的な山であるとしたら…。

同じようにその後下落し、値を戻すのに15年、前回よりも金額の規模が大きいことから、それよりもっとかかることも考えられます。
特にレバナスは下落局面ではレバレッジ2倍以上の値を下げることもあり、損失はNASDAQ100の2倍以上となる可能性もあります。
またジュニアNISAで買っている以上損切りしても他の投資利益と通算できないため、一般口座で買う以上のデメリットを被ってしまいます。

ジュニアNISA制度のロールオーバーを活用し、長期保有していく

ジュニアNISA制度は2024年の終了と共に制度が一部変更になります。
2024年以降は好きな時に全て売却して手仕舞いにすることができるようになりました。この制度を活かして、長期的に投資終了のタイミングを見極めていくことが可能です。
また、2年間買い付けをした後長期的に下落した場合は、子どもが18歳までロールオーバーしていくこともできます。

出典|金融庁HP

るまむ家では子どもが0、3歳のため、最短でも15年間程度は猶予があります。

レバナス保有時のルール

  • ①長期保有を覚悟し売却タイミングを見計らう
  • ②ポートフォリオ分散のために他の金融資産への投資も行う

ルール①長期保有を覚悟し、売却タイミングを見計らう

過去のチャートから今後15年以上下落し続ける可能性を考え、ロールオーバーを繰り返して長期保有を続けることも検討しておきます。
下落時にも購入し続けていれば、トータルリターンが戻るのは早くなりますが、ジュニアNISAが購入できる期間は2年しかありません。もしも運悪く、この2年間が山の頂点であった場合は、レバナスが値を戻すまでできる限り保有を続けていきます。
長男は3歳なので、15年後は18歳。下落しても15年後に値を戻してくれればいいのですが…。資金が必要な時に間に合わない可能性も考慮し、次男と合わせて資金繰りを変えていく必要もあります。

ルール②ポートフォリオ分散のために他の金融資産への投資も行う

レバナス全力投資はリスクが高い為、他の金融資産にも教育資金としての投資を分散させていきます。全体として見た時にトータルリターンがプラスになることを目指します。

まとめ〜リスクも考慮しつつレバナスの将来性に期待!

2年間の中での分散投資、ロールオーバー利用で長期保有の覚悟、ポートフォリオの分散で、リスクの高いレバレッジ投資を上手に乗り切りたいと思います!

最近はレバナスに対して否定的なブログもよく見かけますが、NSDAQ100自体がNSDAQ上場銘柄100社の詰め合わせ。毎年12月に構成銘柄も入れ替えられます。
日々自社の業績を上げようと努力している一流企業が、揃いも揃って将来株価を下げることはないだろうと思っています。
上げ幅が少ない場合はレバレッジで補い、長期的に利益確定のポイントを見極めるので、リスクも下げられます。
レバレッジと言ってもFXやCFDのように、追加証拠金やロスカットの心配があるわけではないのも、安心して放って置けるポイントですね。
何よりも短期的なアップダウンはあっても長期的には右肩上がりなNASDAQ100の、さらなる飛躍に期待です!

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